今週土曜日からはじまる
戸塚佳奈 陶展
戸塚さんの工房は、小樽の中心部から
少し離れた住宅街にあります。
小樽は北海道でも雪の多い地域。
ここで作陶を続けることは条件的には
大変なことがたくさんあると思います。
特に築年数の経った工房は、冬は
とにかく寒さとのたたかい。
でもこの冬の厳しさ、そして美しさを知り
ここで暮らしているからこそ生まれた器があります。
ちょうど伺った時には、リム皿の作成中で
スポンジでポンポン叩いて白の表情を
つけているところでした。
一方、黒い器は小樽の古い街並みをイメージして
作られた、錆びた金属のような奥行きのある色合い。
地元であるここ小樽で
戸塚さんの器をご紹介できることに
うれしさと、気が引き締まる思いです。
たくさんの方に見ていただけますように。
戸塚佳奈 陶展
12月21日(土) ー24日(火)
11時ー17時
冬の厳しい寒さと白銀の雪の世界。
ここ小樽で生まれ育ち作陶を続ける
戸塚佳奈さんの器から
そんな情景が浮かびます。
冬の小樽にてぜひご覧ください。
展示に合わせ、21日には札幌の
「季の菓子工房 しゅう」さんの
和菓子を販売します。