置戸 手しごと展 2023
作り手紹介①
佐藤佳成 さん / 木工房ある
それぞれの木の特徴を生かし、お皿やお盆、ボウル
花器などを制作しています。
今回は古材や欠けなどを生かした作品が多くみられます。
その理由を聞いてみました。
林業の町、置戸町で作られる工芸品、オケクラフト。
今も町をあげての養成制度があり、佳成さんは初期のメンバーです。
当時、加工しづらく薪やチップとしての使い道しかなかった
針葉樹の「アテ材」を使用することからオケクラフトの食器づくりがはじまりました。
独立されてから20年ちょっと、それを佳成さんなりに解釈し、アテ材だけではなく、
曲がったり、割れがあったり使いづらい木、使われなくなった木を、
知恵と工夫により価値あるものにしていくこと。
初期の頃も今もその思いは変わらないとのことです。
大事に使いたいと思わせてくれる佳成さんの
手から生まれる作品たち。
一つ一つお手に取ってご覧くださいね。
画像1
古材の水楢の木。
旋盤で削って模様をつける「挽目」の表情が美しい
リム皿や敷盆。
画像2
大きなボウルから銘々のボウルまで。
樹種や染めもさまざまです。
画像3
花器
銅製の管がついていて、お水もいれられます。
画像4
リム皿いろいろ
小さいサイズは珈琲ドリッパー置き
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「置戸 手しごと展 2023」
8月19日㈯ ― 8月29日㈫11:00~17:00
期間中23―25日休み
北海道オホーツク管内の山間の町、置戸町。
暮らしに寄り添ったものづくりを続ける
5名の作り手の展示、2年ぶりの開催となります。
それぞれの素材に向き合い生み出される手しごとの数々
どうぞご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
出展
◯大崎麻生 / 工房大崎〈白樺の器〉
◯小国香織 / がらすやOQU〈宙吹きガラスの器〉
◯佐藤佳成 / 木工房ある〈木の食器、道具〉
◯谷幸子 / 森の籠〈白樺樹皮の籠〉
◯西村延恵 / クラフト工房・木奏〈木のカトラリー〉
置戸 手しごと展 2023 作り手紹介① 佐藤佳成 さん / 木工房ある
2023.08.16