置戸 手しごと展 2023
作り手紹介⑤
大崎麻生さん / 工房大崎
お客さまから、普段づかいの汁椀が欲しいと
リクエストをよくいただいていました。
今回、白樺の木で2サイズの椀を作っていただきました。
小さい方は、普段のお味噌汁に。
大きい方は、具だくさんの豚汁やお雑煮
どんぶりとしてご飯ものにも使えそうです。
大崎さんと言えば白樺の器。
白樺の木についてお話をお伺いしました。
当初、オケクラフトではエゾマツなどの針葉樹が
主な材料として使われていましたが
だんだんと資源も限られてくるため、次に目をつけたのが白樺でした。
当初から講師として来られていた方と一緒に
白樺の器作りをはじめ、今もなお愛されています。
大崎さんの器づくりは、白樺を冬に伐採するところから。
生木は重く、乾燥するまでは傷みやすく扱いは大変とのこと。年を重ねるとなおさら、と。
木の太さにより、さまざまなサイズのボウルがありますが
今回は直径24cmの大きいサイズも。
ハーフボトルのワインクーラーとしても良さそうです🍷
前回は、西村さんの小さなスプーンと一緒に薬味入れに
と買われる方も多かったです。
ぜひ用途をあれこれ考えながらお選びくださいね。
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「置戸 手しごと展 2023」
8月19日㈯ ― 8月29日㈫11:00~17:00
期間中23―25日休み
北海道オホーツク管内の山間の町、置戸町。
暮らしに寄り添ったものづくりを続ける
5名の作り手の展示、2年ぶりの開催となります。
それぞれの素材に向き合い生み出される手しごとの数々
どうぞご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
出展
◯大崎麻生 / 工房大崎〈白樺の器〉
◯小国香織 / がらすやOQU〈宙吹きガラスの器〉
◯佐藤佳成 / 木工房ある〈木の食器、道具〉
◯谷幸子 / 森の籠〈白樺樹皮の籠〉
◯西村延恵 / クラフト工房・木奏〈木のカトラリー〉