京都で作陶されている山田由起子さんの花器。
去年はじめて見たとき、時代を経たような
あたたかな質感と美しいフォルムに心を奪われました。
どの花器も自由にのびのびとしていて、
活けられた草花も生き生きしていて。
そのままでも、存在感たっぷりです。
こちらは今回の展示のために作られた新たなシリーズ
石塀の壺と、石柱の壺。
「石塀や石橋、柱に草花が巻き付いたり、
その隙間からしたたかにのびてきたり、
そういう姿がとても大好きで、それを壺にしてみました。
背を高くしたのは、いつも地面にちかいところにいる草花を
高い場所につれていきたかったのもあります。」とのこと。
これに合う草花を見つけに。
小樽の実家の裏に、けなげに咲いてた
日日草だったり、アケビのツルだったり。
普段はあまり目に留めなかった草花が似合いました。
他にも魅力的な花器がたくさん。
ぜひじっくり見て欲しいです